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わずか三五年前、円山川のほとりで牛を飼う人や田の草を取る人のそばで、コウノトリは共に暮らていました。
しかし、森林の伐採や農薬の使用などによって減少を続け、一九七一年、野生最後の一羽が死んで、コウノトリは日本の空から消えました。
種を救うために始まった人工飼育は、絶望との戦いでもありました。
そして、一九八九年五月、四半世紀に及ぶ努力のすえ、ついにヒナが誕生したのです。
以来、コウノトリは順調に増え続け、今、再び大空へ帰す計画が進められています。
野生復帰-------それは、コウノトリと一緒に暮らせる環境を取り戻すことに他なりません。
(当時のポスターキャッチコピーより) |